ひさびさの活動報告!(ごめんなさい)
2月3月は、3日間、茨城県主導によるケアラー支援者の養成研修(一般社団法人日本ケアラー連盟主催)へファシリテーターとしてそわそわスタッフが参加してきました。
会場には県内各地からあらゆる専門職の方々が集まり、茨城県内でケアラーを支援していくには何が大切なのかを、テキストをもとにしたグループワークやケアラーの生の声をまとめた動画などから学んでいました。
テーブルに担当としてついて感じたのは、専門職の方々の意識が高いこと。
それぞれの分野で活躍されているみなさんの、熱意や真剣に思案される姿を見られたことは、ケアラー支援を進めようとしている私たちにとってとても心強く感じました。
一方で、「ケアラーがケアしている障害当事者を現在の支援に結びつければ、問題は解決するのではないか」といった方向性で話し合いが進みがちで、「たとえ現行支援にたどりついてもなぜケアラーの悲観や負担が減らないのか」といったところまで議論がなされる場面は、ファシリテーターの介入がないとあまり見られなかったのも印象的でした。
これこそがケアラー支援の抱えている問題です。
「現行の支援を受けること」がケアラーにとってどれだけ時間的、身体的、精神的負担を要するものなのかといったところについては、まだ知られていないために議論が及んでいないのがのが日本の状況なのです。
現在ケアラーとしての負担を感じていない方も多くいらっしゃると思いますが、経済的状況や親族の有無など周辺環境の状況によって一気に大きな負担となってのしかかることがあるのがケアラー問題です。
こうした熱意ある専門職の方々が茨城県のケアラー支援指針・施策によって研修を重ねてくださることで、各地に理解が進んでいく核となっていただける。
これは本当に素晴らしい、大事な一歩です!!
私たち自身も改めて日本におけるケアラーの現状を学び、とても勉強になりました。
まだまだ私も学習が必要だな、と反省しつつ、これからも参加者のみなさまと一緒にケアラー支援を考えていきたいなと改めて感じました。
また、この研修を受けて6月3日(土)に、そわそわ主催で「ケアラー支援フォーラム」を開催することが決定しました!
※このフォーラムは、パルシステム共済連「福祉・たすけあい助成金」の助成を受けて開催いたします。
こちらは一般参加者も歓迎しており、ケアラー支援をあらゆる視点から考えられる機会としたいと思って準備しています。
HPでの告知を失念していたため締切は過ぎてしまいましたが、若干名まだ受付可能です!
ほぼ席が埋まりましたのでおはやめに、お気軽にお問合せください。
下のチラシ画像にある応募QR、またはメールアドレスよりご応募いただけます!
当日は、日本ケアラー連盟の理事である松澤明美先生の講演や、茨城県の福祉政策課ご担当者より茨城県におけるケアラー支援の現状についてお話しいただけることとなりました。
この機会にぜひ直接、ケアラー支援について知ってみましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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NPO法人ソワンアンドソワレは、ご覧のみなさまのご賛助で支えられています。
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(あいうえお順掲載、敬称略)
(個人会員名の掲載は控えさせていただきました)
【ケアラー窓口事業助成団体(2022年度)】
花王・ハートポケット倶楽部 地域助成
中央ろうきん助成制度カナエルチカラ
茨城県企業連携型NPO助成金
国も動き出したばかりのケアラー支援事業は、会員おひとりおひとりの会費と民間助成によって支えられています。みなさまのあたたかいご賛助、本当にありがとうございます!
♡そわそわでは、活動にご賛助いただける会員を募集しています。お問合せは、080-3714-0612 または sowasowaradio@yahoo.co.jp まで!
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